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お墓購入体験記

お墓購入者へのインタビューブログ

永代供養してくれる樹木墓地もあるお墓を購入

生前、父は自分が死んだら保険金で墓を建ててほしいと言っていました。
すでに、母は亡くなっており故郷の菩提寺の納骨堂に遺骨を預けていました。
父が亡くなった時に、母の遺骨も引き取って、現在住んでいる街の郊外の霊園へ墓を建て一緒に納骨しました。
それが、平成10年のことです。
父は雪の深い時期に亡くなりましたので、納骨は春にすることにしました。
知り合いが祖母のお墓を建てた霊園を紹介してもらいました。

 霊園のお墓は規格型と自由型がありました。

規格型は墓所と墓石がセットされており、比較的安価です。石材はすでに決まっており自分で選ぶことはできませんでした。
自由型は自由にお墓の型を設計したり、石材を選んだりすることができます。
父の保険金で建てるため予算は決まっています。やはり規格型の中から選ぶことにしました。

型は洋式と和式があり、外柵付は一気に価格が上がります。家族と相談して洋式の外柵なしタイプを選択しました。

支払い金額の内訳は規格の墓石が100万円で永代管理料が27万円、御法名が3万円で合計130万円でした。その日の内に内金3万円を納め、4月に中間金として60万、お墓が出来上がったときに残金67万円を支払いました。

価格には永代使用料が含まれており、最初に支払いをすれば、その後、お金は掛からないため、建てた時以外は霊園に管理費などの支払いはありません。

永代供養してくれる樹木墓地もあるのが魅力

自分がお墓を購入して20年近く経っています。
購入した当初と比べると霊園には新しい施設もできたのですが、自分にとってあまり便利なものはないのが少し残念です。

総本殿にはとても立派な建物です。中にはお葬式や法要を行える部屋や大きな行事などを行う本殿前ホール、そして霊園事務所があります。
本殿内陣は一般の人も参拝することは可能です。自分も何度か参拝に利用したことがあります。

他には羅漢鳳凰五百羅漢像は羅漢像五百尊がまつられている大仏殿です。

出来た当初に一度拝観しました。なかなか立派で見応え十分なんですが、我が家の墓の位置から離れているため、以後は利用していません。数年前に出来たのが北海道八十八ヶ所総霊場です。

 

誰でも無料で拝観することができ、朝一番の送迎バスで来て、総霊場巡りをして夕方のバスで帰る人も多いようです。

自分はまだ利用したことはないのですが、八十八ヶ所総霊場内の仏尊木(桜樹木)の周辺に直接土に還る形で遺骨を埋葬。永代供養してくれる樹木墓地があるらしく興味があります。自分は子供もいないので、お墓へ入るよりはこのほうがいいだろうかと考えています。

 無料送迎バスが運行されておりアクセスが良好

この霊園を選んだ一番の理由が無料送迎バスが運行されていたことです。
霊園の最寄の地下鉄駅から毎日(月曜運休)運行されているので、車を持っていない人にはとても便利なんです。

お参りに行く人は圧倒的に高齢者が多く、車を運転しなくなったという人もいます。
子供が忙しいと言って車を出してくれないので、送迎バスは有難いと話している女性もいました。
そんな人には本当に便利なサービスだと思います。
無料送迎バスは3月19日から11月23日まで、午前10時と午後1時に出発します。
彼岸とお盆は午前9時から午後3時まで1時間ごとに運行されます。
彼岸、お盆は大型バスになるので、混むのを気にせずに安心して利用できます。
また、彼岸やお盆には、数人のお坊さんが来ていて、お経を上げてくれます。

有料ではありますが、わざわざ菩提寺の住職さんを呼ばなくていいので便利ですし、ありがたいと思っています。
水汲み場も多くあるので、遠くまで水を汲みにいかなくて済み便利です。

自然が豊かな環境で、近くに野菜の直売場もある

霊園は郊外にあるため、まわりには自然がいっぱいです。
トンビなど、普段は見られない動物たちを見たりするのも少しうれしいです。
春先に供物をトンビに狙われてびっくりしましたが、こんな近くで猛禽類が見られるなんてと感動してしまいました。

また、少し足を延ばすと、春にはミズバショウの群生地があります。
季節になると多くの人が観賞に訪れています。
周辺の農家さんが野菜や花の直売をしており、親戚の車でお参りできる時にはいつも野菜も買って帰ります。新鮮な野菜を買えるのでお墓参りの楽しみとしています。

近くには、パークゴルフ場やホテルなどもあり、車で来る人にはお墓参りとセットで楽しむ人も多いようです。
温泉施設も数ヶ所あり、お盆やゴールデンウィークはとても混み合っています。
川もあり、ボート競技の練習場になっているようです。
もちろん、釣りを楽しむ人の姿も多く見られます。

北海道八十八ヶ所総霊場には桜並木があり、桜の時期になるゴールデンウィークは遠くから見てもとてもきれいです。

購入前に何度も足を運ぶことが大切

知り合いの紹介だったため、他の霊園と比べることをしませんでした。
よいところもありますが、不満に思っていることもたくさんあります。

他の霊園の話も聞いてから決めれば良かったなと思っています。
祖母のお墓がある霊園は昼食を取ることのできるレストランがあります。
また、自分でお弁当を持って行けば食べることができる休憩所もあるんです。

参りに来る人が無料で利用できる施設が充実しています。
自分の利用する霊園はそういった施設がないですし、広い霊園にトイレが2ヶ所しかないことが常々不満に思っています。

 年々、霊園内にお墓が増え、送迎バスを利用する人が増えているのに、30人定員のマイクロバスでは1回で運び切れないこともあります。

運転手は「戻ってくるから、お茶でも飲んで待ってて」なんて簡単に言いますが、大幅に予定が狂ってしまうんです。

炎天下に高齢者をバスの乗降場所で待たせたりして倒れたりしやしないか心配になることもあります。

 

ただ、ほぼ予算額で建てる事ができたことや、永代供養であることはよいと思っています。

これからお墓を建てる人は霊園の風の強さについてリサーチすることをおすすめします。自分はかなり苦労しており、せっかくお参りに行ってお線香を焚けなかったなんてことが何度もあるんです。

購入前に現地に足を運んでから決めるといいと思います。

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